知っておきたい! 健保のコト VOL.59
マイナンバーカードには何が入っている?
マイナンバーカードを持つ不安の1つとして挙げられるのが、 紛失時等の個人情報の漏洩(ろうえい)です。 特にマイナ保険証では、受診記録といった機微な情報が流出し悪用されるのでは、 と危惧される方もいるのではないでしょうか。
その心配にはおよびません。
マイナンバーカードのICチップには 税、年金、受診記録・処方薬の履歴等の プライバシー性の高い個人情報は入っていません。
ICチップには、カード面に記載されている 氏名・住所・生年月日・性別の4情報と顔写真、 マイナンバー、さらにe-Taxの電子申請やコンビニでの 公的証明書の交付等のオンライン手続きの際に なりすましや改ざんを防ぎ、本人確認を行うために 必要な電子証明書等しか入っていないのです。
既にマイナンバー制度導入後は、就職、転職、年金受給等 多くの場面で個人番号の提示が必要となります。
市役所や金融機関等で身分を証明する際、 顔写真付きの公的証明書を求められる場合がありますが、 マイナンバーカードがあれば 番号確認と本人確認がこの1枚で済んでしまうというメリットがあります。
健保組合は現在、マイナンバーと健康保険証のひも付け登録の確認作業を行うなど、 マイナ保険証への円滑な移行に向けた取り組みを国と連携して行っており、 その取り組みについては以下の動画からご覧いただけます。
デジタル庁作成動画➡【報告と対策】